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ミュージカル劇団『夢桜』団員ブログ&稽古内容の報告 
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 12月10日は二幕の読み合わせ(荒立ち)を、11日はゴアのシーンの衣装合わせ、シーン稽古、各パート打ち合わせを行いました。

 最近はあまりいろんなシーンの稽古を見ていません。正直、自分自身の分で手いっぱいなので・・・。衣装も作らなきゃならないし、道具立ても揃えなきゃならない。と言いつつ、見た目ばかり取り繕っても、肝心の中身がなけりゃなんにもならない。

・・・そうわかってはいるんですが、まだまだ精神面が足りていません。役について、「おまえは誰だ」と聞かれても、今の私にはほとんどその答えがありません。それを作るのが役者の仕事なのになぁ。

 今回も、公式には名前のない役をもらっています。一応名前はあるのですが、名付け親は私です。この役をどういう人物にするのか、その責任はすべて私にあります。もちろん与えられた台詞はあるのですが、彼がどういう風にそれを言うのか、導き出さねばなりません。わたしはその役をしっかりと生かしてあげなければならないわけです。なのに今の状況は・・・。
 ごめんよ、まだまだしっかり生かしてあげられなくて。でも、絶対どうにかするから、もうしばらく辛抱しておくれ。
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 皆様にご迷惑をおかけしております、よっかつです(苦笑

 さて、12月3日4日の二日間で、一幕から現段階での全場面を通しました。二幕に関しては本読みと荒立ちの中間といったところだったでしょうか。

 まずは苦言を呈したい。漢字が読めなかった奴、盛大に反省してください。
 私も含めて、振りを忘れた奴、フォーメーションを乱してしまった奴、もっと体に叩き込んでください。

 でもまぁ、自分の演技もひどいものでした。えりさんにも指摘されたのですが、自然に話すつもりが、なぜか異常な早口になっていました。普段結構ゆっくりしゃべる方なのになぁ。たぶん、長台詞に耐えられなかったんだと思います。まだまだ整理が足りなかったので。
 次回までに、もっといろいろなことを整理しなければなりません。せっかく与えられた台本なのに、自分の力量の足りなさでカットされてしまうのは非常に申し訳ないですし。

 きっと、本当に伝えたいことを伝えるために、あらゆる手段を尽くした結果があの台詞の長さなのだと思うのです。それは比喩表現であったり、婉曲表現であったり…。それらをしっかりとした目的のもとに話すことができたなら、あの長さに正当な理由が生まれ、充実した、意味のある言葉になるのだと思います。

 結局、まだまだ力量不足なんでしょうかね。でも、それができなきゃ役者じゃない。
 上を見ても全然雲がかかってて見えないけど、それでも進んでいかなきゃ、始まらない。
…なかなか予定通りに事は運ばないものです。
かなりまとめて書くことになってしまった訳ですが…、勘弁してください。

さて、11月18~20日の三日間は、O先生を迎えての振付でした。
主には二幕頭の夜会のシーンにある、「東方の王子」と「舞踏会」です。今回は若者衆の振りがメインとなるらしく、リフトなんかも練習していましたね。私も端のほうで勝手にやっていたわけですが、なかなか難しいものです。

舞踏会は貴族・レディ役の人たちが非常に重要です。日本人に負けるな!
映画「マイ フェア レディ」とか、結構参考になるような気がするのですが…、もしよかったら見てみてください。ストップモーションのおいしさとか、優雅なふるまいとか、言葉遣いの雰囲気とか、いろいろためになりますよ。きっと。

25・26日はK先生を迎えての通し稽古やダメ出しでした。立ち居振る舞い、歩き方、指導されましたね。もちろんその他もろもろありますが、それは各人で確認しておいてください。
「パパイヤ色の満月に」では動きの面でのキャラクターの作り方が、そのリプライズ「暗黒Ver.」ではひとつのモチーフが加わりました。結構大変な動きではあるんですけど、この雰囲気、好きです。

私が待ち望んでいる一幕ラストのシーンも、ほんの少し、さわりのさわりくらいありました。まだ全然全体像は見えていないのですが、なにやら楽しみなことが起こりそうです。

そしてとうとう、二幕前半の台本が渡されました。ちょっとこれ、ウエイト重くないかなぁ…。もちろん、がんばりますよ。

27日にはそれぞれの曲の振り確認…のはずだったのですが、結局「パパイヤ」しかできず…。予定通りに事は運ばないものです。

大きな理由として、各人が各人の振付をはっきり覚えていないことがあります。頭の中で整理がついていないということだと思いますが…。こればかりは個人の責任です。つけられた振りは各自しっかりと覚えてください。そこまで面倒を見ることは…正直無理もありますし。


みんながんばれー。俺はがんばるからー。
 
 11月5日の稽古は、ウォーミングアップ → 振り確認 → 通し稽古、と行いました。

 振りの確認、とは言っても、つけられた振りを繰り返すだけでなくて、何か役として行動しなければならない、というのは難しいところです。なんてったってミュージカルですから。踊るだけじゃ芝居にならないってわけです。もちろん歌もそうなのですが。難しいものです。

 さて、最近、一幕の95%くらいを通しています。もちろん分量的に。完成度は関係なしで。残りの5%に、私にとって一幕で一番ハードなシーンがあるわけですが・・・。不安です。でもものすごく楽しみです。
 とりあえず、O先生に「バク転練習しといて」と言われたので、とりあえず練習しています。なかなかきれいにならないですね・・・。バク転でなくても、何かしらの大技をするらしく、楽しみで仕方ないわけです。どうなるんやろうか。
 
 10月23日の稽古は、ゴアのシーンについて稽古を行いました。一幕の中で大きく四少年たちの心が動くシーンにです。

 このシーン、ほとんどの団員が舞台に上がるので、ほかのシーンに比べてかなりの人数になります。もちろん、全員に台詞があるなんてことはありません。まぁ、当然私にも台詞がありません。
 この台詞がないというのがまた厄介なものであり、また自由になれるものでもあり・・・。舞台にいるためにはその意味が必要になりますが、台詞がなければそれを自分で創ることになります。正直、台詞があった方が簡単なんですよね、何をすればいいか与えられているわけですから。でも台詞がない自由さ、それが役者として楽しめる部分でもあるわけです。
 その人物を何とかきちんとそこにいさせることができれば、きっと、「空気感」みたいなものができるんだと思います。「雰囲気」とも言えるものでしょうか。

 いろいろ芝居を見ていると、やっぱりこの空気感が大事なように思います。それがないと、なんだかさびしいんですよね。台詞だけが並べられてる感じがして。
 これをつくるのは、いわゆる「脇役」といわれるような人々なんだと思います。というわけで、名脇役でも目指してみましょうかね。


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