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ミュージカル劇団『夢桜』団員ブログ&稽古内容の報告 
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 5月23日に中学生以下、24日に高校生以上のワークショップが行われました。

 23日はまず歌練習から入り、先月のワークショップの復習を兼ねてのウォーミングアップ、「ゾンビ」ゲーム、「ステータス」ゲーム、「ステータス」を使った即興を行いました。
 24日は、ウォーミングアップ後、スペーシング系のワークショップ、ウィンクキラー、ステータス、Yes, No、Yes, Noを発展させた即興を行いました。

 いろんなゲームを行いました。でも、ゲームだからって甘く見ちゃいけない。集中しなきゃ、失敗します。結局大事なのは、「誰に?」ということ。相手にしっかり伝えることができなければ、自滅します。台詞だって、そういうものです。いつも言われる、「誰にいってる?」が大事です。

 スペーシング系のものはいろんなバリエーションがありますけど、これらにとって大事なのは、周りを感じることでしょうか。目で見るだけではありません。音だったり、空気感だったり、予測だったり。いろんな感覚を使って舞台上を把握する。ウインクキラーだって、周りが見えてなければすぐにキラーだとばれてしまいますしね。

 ステータスとは、つまりその役の「強さ」です。単純にケンカが強い、なんてことじゃありません。権力とか、地位とか。そういうものも「強さ」です。この関係が明確だと、人間関係やそこに起こる出来事がわかりやすい、ということになります。

 私はインプロ(即興)が大好きです。やっていることは明らかに虚構(嘘)のはずなのに、なぜかそれを一瞬本気で信じられる。普段の台本がある芝居でも、それを繰り返すことができたら素敵なんでしょうね……。
 かといって、あまりにリアルサイズの芝居にこだわると、「表現」でなくなってしまう。「魅せる」ものではなくなってしまう。難しいところです。私はまだうまくできません(苦笑
 「Yes, No」で、「No」の人を動かすのはすごく大変です。相手を説得する、芝居において(それとはっきり意識されなくても)よく行われていることです。何かに変化がある瞬間でないと芝居にはなりにくいですからね。そう考えると、やっぱり「Yes, No」の瞬間に負けないくらいのエネルギーが常にいるということです。
 (エネルギーといっても、声がでかければいいというものではありませんよ!!)


 とにかく、私はもっと「表現」となるようにすることが課題ですね……。
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 5月14日は、中学生以下はワークショップ、読み合わせ、歌練習を、高校生以上は、読み合わせを行いました。
 ワークショップは、3月のジュリアンが担当していましたねー。あまり見ていなかったのですが、なかなか盛り上がっていたようで、よかったです。でも、一番勉強になったのは彼自身、なのでしょう。これからもこういう機会は増えていくでしょうね。
 子どもの部の読み合わせは、いくつかの班に分かれて、班ごとに順に行いました。まだまだ日が浅いので、いろいろな余地があるように思います。歌練習のときは、大人衆が別室に移動したので、見ていません。どんなだったんでしょう。

 そして、大人衆は、二班に分かれての読み合わせでした。それぞれに別の方法で読んでいたようです。私の班は、仮に配役しての読み合わせ、ほぼ初見なので、話の全体像をつかむことを目的としました。もう一つの班は、回し読みだったようですね。全員が読むことを重視したのでしょうか。
 その後、各班における配役(演出等も含めて)を行い、役割の発表を行いました。今後はその配役に沿って稽古を行っていくことになります。まずはそれぞれの役において、台本の読み込みですね。これが大変なんだ……。
 最終的には何かしらの形で発表をするらしいのですが、まだ詳細はわかりません。
 シーンを抜いて稽古してもよし、全体を通すもよし、だそうです。

 新しい芝居を始めるのはかなりエネルギーが要ります。
 が、それが楽しい!!というわけで、頑張っていきましょう!!
 5月7日は、歌練習、「おばけ屋敷」、読み合わせを行いました。

 まず歌練習では、9日のオーディションへむけて、「王様と私」の数曲を練習しました。英語歌詞はおいおい覚えるということでもいいらしいので、とりあえずは音とりをしっかりして、声をしっかり出せるようにしましょう。ということでした。

 「おばけ屋敷」。ワークショップですね。何もない舞台の上をおばけ屋敷と仮定して通り抜ける。……まぁ、それだけなんですけど、それがなかなか難しい。なんせ、全部想像ですからね。どうしてもあいまいになりがちです。

 読み合わせ。子どもたちは8月のこども祭りに向けて、大人衆は発表会(?)に向けて、それぞれの脚本を読みました。まだどちらも半分くらいしか進みませんでしたけど。
 大人の方は、脚本がもろに長崎弁で面白いですね。でも、字面で見てみると、なんだかすごくわかりづらくなるんですねー。普段使っているような言葉なのに、なにかよくわからない。やっぱり方言というのは、文章ではなくて音声なんだなぁ、と思いました。
更新です
いやはや、忙しさにかまけて更新していませんでした・・・・・・すみません

4月25日、26日はK先生を迎えてのワークショップでした。
今年から、基本的には毎月先生にお越しいただけるらしく・・・・・・ありがとうございます

また先日、バレエレッスンも始まりましたね。
身体訓練が全然なっていないうちの劇団員(苦笑)には非常にありがたいことです。
本当に、ありがとうございます
みんな、バシバシ鍛えられましょう(笑



さてと。

4月25日は、各種ウォーミングアップ(バーレッスン含む)から始まり、「体にあるもの」・「バランス・アンバランス」をテーマにワークショップを行い、最後には「手裏剣」のゲームなどをしました。「手裏剣」・・・・・・夢桜では定番ですね!!
みんな楽しんでいたようで、よかったです。
・・・・・・なぜ、私がやられると盛り上がるんでしょう??(笑

「バランス・アンバランス」

体の状態として、基礎となる、「バランス」の状態。
自然に、両足の中央にある自分の重心の上に背骨を組み立てて・・・・・・立つ。
骨盤の角度や、背骨のカーブを意識して、不自然な形(猫背など)にならないように。
そして、重心の上下移動。その時の感覚の変化。

バランスの状態を把握したうえで、それを崩す・・・・・・「アンバランス」。
たとえば、バランスの状態から、重心を前に移動(前傾)し、倒れる前に足を出す。
そのアンバランスの程度によって、移動のスピード(=エネルギー)が変化する。
また、アンバランスの状態を作り出すとき必要となる、勇気あるいは目的。
バランスの状態に立て直すときの力。また、その限界点。

などなど。

個人的な感想ですが・・・・・・。
今回は主に身体状態としての「バランス・アンバランス」を取り上げてありましたが、おそらく、これは精神状態についても言えるのでしょうねー。



4月26日は、ウォーミングアップ(五感の把握)、呼吸→発声、M先生による歌練習、各種ゲーム(マジックコブラ、指さし、フルーツバスケット(らしきもの(笑)))などでした。

「五感の把握」
感覚器官の存在。感覚という機能が備わっていること。
感覚器官・・・・・・受信アンテナ。
行為(リアクション)・・・・・・送信機。

「呼吸→発声」
肺およびその周辺器官について。
息を吸うときには体内で何が起こっているのか。
大きく息を吸うには。また、そのことによる体の変化。
発声のメカニズム。肺→声帯→口へ。
母音と子音。母音はどうやって変化するのか。
滑舌を良くすること。苦手なことの把握。

歌練習は、「王様と私」を題材にレッスンを受けました。
今度あるオーディションの課題に取り組んだわけですが・・・・・・なんとまぁ、英語です。
みんながんばれー。
大人男性の歌が短くて、ややがっかり、なのが正直なところですが(苦笑
でも、出演目指して頑張らねば・・・・・・!!

今日のゲームは、「触角の記憶」「アンテナを広げること」「アイコンタクト」が重点だったでしょうか。


非常に充実した二日間でした。
体力的には、26日の稽古の隙間にやった、凍り鬼が一番疲れたんですが
あれはきつかった(笑
久々にやったというのもあるし、子供たちの足の間をくぐるのは大変だー。



P.S. ちづ さん
いや、すんません、最近全く見てなくてコメント返してなかった
どうでしょ??そっちでの生活は。
・・・・・・とか言いながら、どの辺にいるのか正確には知らない(苦笑
でも、新生活、大変じゃなかでしょか?
今度帰ってきたときには遊びに来てねー。
当分帰ってこないのかも知れんけど

ちなみに、みんな結構見てはいるみたいなんです。
・・・・・・コメントないけど
 振りかえってみよう。
 私は何か、苦行のように稽古をしてはいなかっただろうか。

 私はなぜ、この劇団でミュージカルを続けているのだろうか。
 単純な話。「好きだから。」

 もちろん、何かを成し遂げようとするのなら、それなりの苦しみが伴う。でも、以前はその苦しみや痛みをもっと単純に楽しんでいた。
 いつの間にか、それが自らに課した苦行のようになってはいなかっただろうか。「これを乗り越えれば。」なんて考えていたのではないだろうか。

 違う。そうじゃなかった。単純なことだった。好きなんだった。その瞬間を生きること。その瞬間を楽しむこと。まず、第一にはこれだった。
 最近はまったく楽しめていなかった、というわけではない。楽しかった。でも、何かがずれていたようだ。

 初心を忘れてはもったいない。
 なにより、まず、好きであること。私にとってはこれが最初の感覚。きっと、これが守るべき価値観。それならば、どこまでも大事にしてみよう。

 自分の人生でなにが成し遂げられるのか。それを考えることも大事なのだろうとは思う。でも、いつ終わりが来るともわからない。そして、それは突然やってくる。
 それならば、今できる最大限のことを。今この瞬間を生きることを。今しかできない何かを。今を喜び、楽しむことを。

 3年前に歌っていたではないか。
 「俺たちには今しかない、俺たちが生きているのは今、この瞬間なんだ。そうだ、今こそ立ち上がるんだ。」(今、この瞬間:具足玉伝説)

 そう、思えば8年前にもこう考えていたのだった。いろいろなものを手に入れていくうちに、少しだけ見えなくなっていた。

 もう一度、よく見てみよう。見えるのは、新しいものか、懐かしいものか。


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