多分駄文な文

拙者、劇団と申すは、閲覧中の内に、御存じのお方もござりましょうが、市制60周年より、さようならと叫び、夢想曲を奏で、故郷の陽を拝み、具足玉を得ますれば、集いまして夢桜と名のりまする、小学生から社会人まで加わりましたるこの集団は、昔、先人の創造し道を顧み、歌と踊りを交えて演じる、よってその名をシーハットおおむらミュージカル劇団夢桜と呼びまする、即ち文字には、夢、桜、と書いてゆめざくらと申す、ただ今はこの劇団、故郷よだの、夢に向かってだの、サンライズ＆サンセットだの、海を創ろうだの、いろいろに申せども、無限大の可能性を持った劇団でござる、さて、この劇団、流れに乗りますれば矢も盾もたまらぬじゃ、不況の折の、経営、経済、先鋭、声援、遠泳、永遠、全然、全盛、前線、前衛、青は藍より出でて藍より青し、お前の前髪下げ前髪、青巻紙か赤巻紙か黄巻紙、お茶立ちょ茶立ちょちゃっと立ちょ茶立ちょ青竹茶せんでお茶ちゃっと立ちょ茶立ちょ、瓜売りが瓜売りにきて瓜売り残し売り売りかえる売り瓜の声、それに勝る劇団員の声、桜咲く咲く夢桜、この存在、ゆめゆめ忘れまするな、と言ったところで、この劇団、いかがでしょうか。

多分駄文だぜ

おれは情けねぇ。全くもって、情けねぇ。能力の低さはなんだ。３月の発表会に関して、おれは何か劇団の役に立ったのか。否、何もできてねぇ。本番前のあの集中力の無さは何だ。ふらふらしやがって、てんでなってねぇ。だいたい、おれは私生活からして甘えんだよ。もっとしっかりした生活を送りやがれ。おれは、劇団の一員だろうが。　外郎売り　は、ちゃんと覚えましたよ。なんて面をしやがって、あれは劇団ができる前から言えてたじゃねえか。前から知ってたくせに、きちんと声を出せないなんておかしいだろ。おれは、しょうしん者ですってのを出すな。それだから、声が飛ばねぇんだ。基本的なことだろ、内に引っ込めて、こもらせてんじゃねぇよ。もっともっと、伝えなきゃいけないことがたくさんあるだろ。役者として、おれの武器になるものっていったら、声じゃねえか。声は良いねって、言ってもらえたこと、あるだろ。ちゃんと聞こえる声を出せるようになりやがれ。…とまぁ、言ってみたりした今日この頃。さあ、どんなもんだろう。実際、おれの演技はどうなのかなぁ。評価してもらったこともあるから、悪いところばっかりじゃないはず。しゃあ、まだまだだぜ。

多分駄文よ

あたい思うんです、本当にたくさんの人たちに支えられて、できてるなぁって。公演、普段の練習、もちろん劇団自体も。裏で仕事をしてくれる人たちがいないと公演はできない。教えてくれる人がいないと、まとまって練習ができない。みんなで作り上げるところが、お芝居の魅力の１つだよね。あたいは、この劇団のために何ができるんだろうなぁ。あの人みたいに素敵に踊れるわけじゃないし、あの人みたいに格好良く歌えるわけでもない。素晴らしい演技ができるわけでもない。（とりあえず今はね。）できないって分かってるからには、頑張らなきゃいけないんだ、きっと。演技に関しては、特に上手になりたいなって、ひそかに思ってる。なんでひそかになのかは、何も努力してないから。あたいは他にもやっとかなきゃいけないことがあるんだって理由で、努力してない。もう少し、周りの人に気を使ってもいいのかなって思う。それは、遠慮をするってことじゃない。ちょっと仲間に気をつけてみることで、変わってくるものってあると思うんだ。この間は年下の人に、はっとさせられたりした。年に関係なくみんな凄いよねぇ。あたいも、劇団のための時間を増すようにしなきゃ。

多分駄文

わたしには夢がある。いつの日か、そう、いつの日か　勇者　になるという夢が。…わたしが勇者になるなんておかしいかなぁ。わたしが勇者になるっていうと、みんなは冗談半分で相手をするけど、わたしは本気なんだ。確かに、勇者なんていうと現実っぽくなくて、笑われるのも分かる。でも、わたしが言ってる夢っていうのは、寝てみるもんじゃない、実現させるものだ。だから、一生懸命にかなえる方法を考えた。そして出た答えが、役者ならできるってこと。ちょっぴり強引で、無理やりかもしれない。だけど、わたしの夢だから、どうにかして「勇者になった」って言いたい。わたしがいる劇団の名前は『夢桜』だ。ひとりひとりが夢を咲かせられるように、そんな感じの意味を持っている。劇団員のなかには、ミュージカルをするのが夢だったという人もいた。みんなが自分の夢を咲かせられるところになるといいな、と思う。そして、もう１つ。劇団にも夢があるはず。これは、みんなでかなえるものだ。劇団の夢がなんなのかは、まだよく分からない。でも、もうすぐ何かが咲く。格好はよくないけど大きいものか、小さくてもきれいなものか、みんなで咲かせることになる。