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ミュージカル劇団『夢桜』団員ブログ&稽古内容の報告 
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 〈積極的に稽古に参加し、稽古時間外も自主的に稽古を行う〉、これは「夢桜」入団に当たってのお願いです。せっかく年末なので、1年の反省をしてみましょう。特に稽古時間外の作品以外の自主活動に関してです。
 作品の自主稽古は当然の前提です。劇団員の中には、それ以外でも頑張っている人がいます。「仕事さながらに」演技を勉強する人。「“歌うこと”にかなり貪欲になってきて」練習をする人。「バレエもやっぱやりたい」という人。僕の知る限りで、いろいろ頑張っている人がいます。
 そのような中で、自分はこの1年、何をやってきたのか。あえて大口を叩いてみましょう。僕はこの1年、劇団員の誰よりも、芸術作品に触れる機会を持ったという自信があります。といっても、もっぱらそれは映像作品で9割は映画でした。舞台芸術に関わるものとして、舞台での作品を見る機会が少ないのは、問題があります。ある意味では仕方ないですが。
 「引き出しが少ない」、「引き出しが多い」。劇団員から見た、僕の評価です。的を射ています。芸術作品に触れたけど、それがどうした、という感じなんですよね。心を動かす練習をしても成果を出せませんでした。
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 12月10日は二幕の読み合わせ(荒立ち)を、11日はゴアのシーンの衣装合わせ、シーン稽古、各パート打ち合わせを行いました。

 最近はあまりいろんなシーンの稽古を見ていません。正直、自分自身の分で手いっぱいなので・・・。衣装も作らなきゃならないし、道具立ても揃えなきゃならない。と言いつつ、見た目ばかり取り繕っても、肝心の中身がなけりゃなんにもならない。

・・・そうわかってはいるんですが、まだまだ精神面が足りていません。役について、「おまえは誰だ」と聞かれても、今の私にはほとんどその答えがありません。それを作るのが役者の仕事なのになぁ。

 今回も、公式には名前のない役をもらっています。一応名前はあるのですが、名付け親は私です。この役をどういう人物にするのか、その責任はすべて私にあります。もちろん与えられた台詞はあるのですが、彼がどういう風にそれを言うのか、導き出さねばなりません。わたしはその役をしっかりと生かしてあげなければならないわけです。なのに今の状況は・・・。
 ごめんよ、まだまだしっかり生かしてあげられなくて。でも、絶対どうにかするから、もうしばらく辛抱しておくれ。
 皆様にご迷惑をおかけしております、よっかつです(苦笑

 さて、12月3日4日の二日間で、一幕から現段階での全場面を通しました。二幕に関しては本読みと荒立ちの中間といったところだったでしょうか。

 まずは苦言を呈したい。漢字が読めなかった奴、盛大に反省してください。
 私も含めて、振りを忘れた奴、フォーメーションを乱してしまった奴、もっと体に叩き込んでください。

 でもまぁ、自分の演技もひどいものでした。えりさんにも指摘されたのですが、自然に話すつもりが、なぜか異常な早口になっていました。普段結構ゆっくりしゃべる方なのになぁ。たぶん、長台詞に耐えられなかったんだと思います。まだまだ整理が足りなかったので。
 次回までに、もっといろいろなことを整理しなければなりません。せっかく与えられた台本なのに、自分の力量の足りなさでカットされてしまうのは非常に申し訳ないですし。

 きっと、本当に伝えたいことを伝えるために、あらゆる手段を尽くした結果があの台詞の長さなのだと思うのです。それは比喩表現であったり、婉曲表現であったり…。それらをしっかりとした目的のもとに話すことができたなら、あの長さに正当な理由が生まれ、充実した、意味のある言葉になるのだと思います。

 結局、まだまだ力量不足なんでしょうかね。でも、それができなきゃ役者じゃない。
 上を見ても全然雲がかかってて見えないけど、それでも進んでいかなきゃ、始まらない。
…なかなか予定通りに事は運ばないものです。
かなりまとめて書くことになってしまった訳ですが…、勘弁してください。

さて、11月18~20日の三日間は、O先生を迎えての振付でした。
主には二幕頭の夜会のシーンにある、「東方の王子」と「舞踏会」です。今回は若者衆の振りがメインとなるらしく、リフトなんかも練習していましたね。私も端のほうで勝手にやっていたわけですが、なかなか難しいものです。

舞踏会は貴族・レディ役の人たちが非常に重要です。日本人に負けるな!
映画「マイ フェア レディ」とか、結構参考になるような気がするのですが…、もしよかったら見てみてください。ストップモーションのおいしさとか、優雅なふるまいとか、言葉遣いの雰囲気とか、いろいろためになりますよ。きっと。

25・26日はK先生を迎えての通し稽古やダメ出しでした。立ち居振る舞い、歩き方、指導されましたね。もちろんその他もろもろありますが、それは各人で確認しておいてください。
「パパイヤ色の満月に」では動きの面でのキャラクターの作り方が、そのリプライズ「暗黒Ver.」ではひとつのモチーフが加わりました。結構大変な動きではあるんですけど、この雰囲気、好きです。

私が待ち望んでいる一幕ラストのシーンも、ほんの少し、さわりのさわりくらいありました。まだ全然全体像は見えていないのですが、なにやら楽しみなことが起こりそうです。

そしてとうとう、二幕前半の台本が渡されました。ちょっとこれ、ウエイト重くないかなぁ…。もちろん、がんばりますよ。

27日にはそれぞれの曲の振り確認…のはずだったのですが、結局「パパイヤ」しかできず…。予定通りに事は運ばないものです。

大きな理由として、各人が各人の振付をはっきり覚えていないことがあります。頭の中で整理がついていないということだと思いますが…。こればかりは個人の責任です。つけられた振りは各自しっかりと覚えてください。そこまで面倒を見ることは…正直無理もありますし。


みんながんばれー。俺はがんばるからー。
 2008年9月27日、民間放送教育協会が主催する行事に行ってきました。学校支援地域本部事業とか、地域ぐるみで子どもを育てる、みたいな点は劇団とも関連があるかと思います。ただ今回は、それ以外の話を。
 この大会では〈アキラさんとまこと君~二人のオーケストラ〉や〈グースバンプス〉の演奏を聞くことができたんです。また、龍踊りで使われるラッパの音に触れることもできました。においのする音、大村のバケツ、龍の鳴き声など、普段、なかなか聞こえない響きに出会えたと思います。
 トークセッションをはじめ、演奏以外の場面も面白かったです。特に童謡の解釈なんかは、ぼくの興味に近いところもあって、とても充実した一時でした。正直に言うと、ぼくが間違ってとらえていた歌詞もあって、話を聞いた後は少し動揺しました。もの悲しさには、訳があったんだなぁ。
 そして、ぼくが何より興奮したのは最後です。あれがどこまで準備されたのものかは分かりませんが、会場内の音が集って「マツケンサンバⅡ」を演奏しました。その場で最高の音楽を作ろうとする姿勢。まさに音楽が生まれる瞬間に、立ち会える。精神・肉体、共に刺激を受けた会でした。


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